Nagasawaオリジナル万年筆 ナガサワ文具センター創立128周年記念モデル Savile Row(サビル・ロー)


ナガサワ文具センターで、毎年1本、数量限定オリジナル万年筆が販売されています。

ちなみに、昨年(2009年)は、「神戸セレクション認定記念 Nagasawaオリジナルプロフィット万年筆 六甲モデル」と「創立127周年記念モデル Nagasawaオリジナル万年筆 キングマドロス」と、2本立てでした。

神戸セレクション認定記念 Nagasawaオリジナルプロフィット万年筆 六甲モデル(2009年5月11日)

今年(2010年)のオリジナル万年筆は、ナガサワ文具センター創立128周年記念モデルとして、先月(9月)3日の10時より予約が開始され、同月10日より販売が開始されました。
その名は、「Savile Row(以下、「サビル・ロー」と述べる)」!

本当は、ナガサワ文具センターの創業月の5月頃に、販売開始される予定だったみたいですが、製造過程の試行錯誤で、秋口になってしまったようです。

今回のオリジナル万年筆「サビル・ロー」は、万年筆の種類の中では、少し変わった部類に入るかもしれません。
一番特徴的なのは、ペン軸が背広(スーツ)の布で覆われている所です!?( ̄□ ̄;)ナント!!

セーラー万年筆の「DAKS(ダックス)」シリーズ中に、ペン軸を布で覆った万年筆がありますが、その技術を応用されたみたいです。

DAKSハウスチェック クロス 万年筆(文房具・事務用品ブングマン 楽天市場)

「サビル・ロー」のペン軸の布は、ロンドン中心部のメイフェアという場所のショッピング・ストリートにある生地の専門店で、見本の生地を探したようです。

メイフェアのショッピング・ストリートの名前が、「サビルロー」と言うそうですが、「サビルロー」は、背広服を売り出したスーツの発祥地らしく、日本語の「背広」の語源が、この「サビルロー」から由来しているという説があるそうです。

背広(Wikipedia)

しかも、「サビル・ロー」のキャップのクリップ部分は「ネクタイ」、キャップのリング部分は、「Pen Style DEN」という文字と「鍵マーク」がある「ベルト」、ペン軸の尾栓は「靴」とイメージされ、キャップを嵌めた「サビル・ロー」を立てると、ビジネスマンみたいですね(^O^)

さて、その他の仕様ですが、
ペン軸の種類は、「紺スーツ」、「千鳥スーツ」、「コンビスーツ」の計3種類。
ペン先は、セーラー万年筆のペン先みたいですが、通常の「錨(いかり)」ではなく、「鋏(はさみ)」が刻印されています。
21Kのペン先で、「F(細字)」と「M(中字)」の計2種類。
カートリッジとコンバーターをの両方を使用できる両用式。
ペン先と柄トータルで、限定数50本。
しかし、現在(10/18)、「紺スーツ」、「千鳥スーツ」は、既に完売しています(T-T)

付属品は、以下の通りです。
・「British Green(ブリティッシュグリーン)」というオリジナルインク(50ml、1個)
・コンバーター(1本)

価格は、税込み送料込みで、42000円。

「サビル・ロー」は、以下の画像リンク先で購入できます(^^)/

(ナガサワ文具センター 楽天市場)

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