カトウセイサクショカンパニー(加藤製作所)から大西製作所へ


今年(2010年)の1月、カトウセイサクショカンパニー(加藤製作所)の加藤清氏が亡くなられ、セルロイド製の筆記具に興味がある方にとって、大きなショックがあったと思います(・_・)

加藤清死去(カトウセイサクショカンパニー)(2010年2月4日)

3月に、カトウセイサクショカンパニーが廃業するという情報がインターネット上でいくつかあり、インターネットショップでは、カトウセイサクショカンパニーの筆記具が入荷する度に「最終入荷」という言葉が掲載され、入荷後、短期間で完売していきました。

カトウセイサクショカンパニーがメーカーとして廃業(T0T)(2010年4月1日)

しかし、7月頃、何故か大量入荷があり、今まで買い漏らした方には行き渡ったと思われます。

カトウセイサクショカンパニー(加藤製作所)のキモノを買い漏らした方へ(2010年7月18日)

その後、更に極少数の入荷ですが各店舗にあり、とても不思議に思っていました(・・?)はてな

そして、、、
11月に、大西慶造という方が、カトウセイサクショカンパニーのセルロイド筆記具の仕事を引き継いだ形で、大西製作所を立ち上げたようです!?( ̄□ ̄;)ナント!!

ただ、引き継ぐと言いましても、法的に事業を引き継いでいるのか、ただ単に、事業を引き継いだのか不明です。
法的に引き継ぐと、カトウセイサクショカンパニーの不良品を修理しないといけない義務が生じる場合もあるので、恐らく、ただ単に、事業を引き継いだかもしれませんがどうなんでしょう(;^_^Aフキフキ

大西慶造氏は、加藤清氏のお弟子さんに当たる方なんでしょうか(・・?)はてな
西川製作所として販売されている筆記具は、カトウセイサクショカンパニーの筆記具と、とても酷似しています。
カトウセイサクショカンパニーの筆記具は、実質、加藤清氏と奥さんとの2人3脚で作製されていたみたいですから、カトウセイサクショカンパニーの商品のみ欲しいと思っている方には、間違えて購入し易いと考えられます。
カトウセイサクショカンパニーの商品なのか、大西製作所の商品なのか、線引きは必要なのではと感じますがどうでしょうか(;^_^Aフキフキ

でも、どんな形であれ、カトウセイサクショカンパニーのセルロイド筆記具の作製・販売が継続されたのは、日本の伝統工芸の財産が残ったと個人的に思います!

大西製作所の筆記具は、以下の画像リンク先からでも購入できます(^^)/

↓残って嬉しい♪定番の「キモノ(別名=万華鏡、カレイドスコープ等)」!

エンオーク(楽天市場)

はるの風便り(楽天市場)

あしや堀萬昭堂(楽天市場)

↓これ個人的に感動!「金魚(別名=ゴールドフィッシュ等)」です!

あしや堀萬昭堂(楽天市場)

大西製作所について、個人では踏み込んで調べる事がかなり難しいので、枻出版社(えいしゅっぱんしゃ)の「趣味の文具箱」の特集として、取材でもしてもらいたいなぁ。。。(独り言(^^;)

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