本日(11/15)のNHKニュースおはよう日本の特集(以下、「番組」と述べる)で、外山滋比古氏が著書の「思考の整理学」が紹介されていました(約5分くらい)。
手帳好きな方なら、書店の手帳コーナーや文庫コーナーの平台で、一度くらい目にしたことがあるかもしれません。
「東大(東京大学)・京大(京都大学)で・・・」とか、
「もっと若い時に読んでいれば・・・」とか、
POP(ポップ)が一緒になっていると思います。
「思考の整理学」の出版社は、筑摩書房で、現在、文庫になっています(ちくま文庫)。
発行年月日が1986年4月24日なので、23年前の書籍です。
今年(2009年)、100万部を突破したそうです。
・思考の整理学(筑摩書房)
番組で、外山滋比古氏は、「(現在、発行されている「思考の整理学」は、)殆ど手を加えていない」、「(今、「思考の整理学」が売れているのことに対して、)不思議な気がする」とおっしゃっていました。
番組では、売れている要因を、不況や思考力の問題等が要因としていましたが、
私は、手帳ブームやノートブームも、売れている要因の一つだと思っています。
番組では、外山滋比古氏が散歩している様子も放送されていました。
外山滋比古氏は、毎日、2時間の散歩をしているそうです?( ̄□ ̄;)ナント!!
アイディアが浮かぶと、ペンとメモを取り出し、メモにアイディアを書いていました。
ペンは、水性のマジックのようなもので、メモは、コピー用紙のようなものでした。
「結構、大きな字で書くんだなぁ」と、個人的に思いました。
番組では、その後、「メモ」→「ノート」→「メタノート」という順で、思考が醗酵(はっこう)される様子を、外山滋比古氏が、実際、記入した「メモ」、「ノート」、「メタノート」で公開していました。
番組で公開された「メタノート」は、無印良品の文庫本ノートみたいな表紙で、かなり古いものだなぁと、個人的に思いました。
「思考の整理学」は、思考力についての考え方も面白いと思いますが、私は、「メモ」、「ノート」、「メタノート」の使い方が、丁寧に記述されているのが面白く感じます(^O^)
1986年が発行年なら、システム手帳を用いて紹介できたと思いますが、
情報カードの利用方法に近いかもしれません。
あと、思考を醗酵させることに関して、「計画は寝かせた方が良い」という考えにも結び付くのではないかと思っています。
東大生や京大生が薦めるのが全て正しいとは思いませんが、手帳好きな方なら、一度は、読んでみても良い書籍だと思います!
「思考の整理学」は、以下の画像リンク先からでも購入できます(^^)/
今度、外山滋比古氏の新しい書籍として、中央公論新社から「自分の頭で考える」と、筑摩書房から「忘却の整理学」が刊行されるようです。
どんな内容なんでしょうね(・・?)はてな
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