創刊100年も続いてる米国の全国紙クリスチャン・サイエンス・モニターが来年(2009年)の4月に、日刊紙(紙ベース)を廃止するとのこと!
これ、米国の全国紙では初のケースだそうです?( ̄□ ̄;)ナント!!
同社は、日刊紙を廃止した後は、電子ベースを中心にするそうです。
新聞って、紙→紙の印刷→配送→配達と、本当に多くの人々が関わっているということを、きちんと分かっていない方が多いと思います。
分かるのは、元日の分厚い広告を手に取った時とか、雨の日の配達する人を見てとか、そんな時ぐらいかもしれません。
紙ベースから電子ベースへの移行は、そういった方々が不要となってしまうのですね。
そういったリスクもあるのです。
クリスチャン・サイエンス・モニターは、契約購読数減少によって、印刷費や配送費の負担が大きくなってしまう程の赤字になってしまったようです。
電子ベースへの移行によって、どれくらいの業者が契約を打ち切られたり、どれくらいの人々が解雇されるのでしょうか。
日本でも、日刊紙の契約購読数が減っていることを耳にします。
PCや携帯電話で、最新ニュースやテレビ欄が無料で見れたり、店舗の中には親切にPDFファイルで広告を無料で提供してくれたりと、契約購読数が減るのは当たり前と思います。
学生時代、「新聞なんか1面とテレビ欄と広告だけあれば良い」なんて思っていた時期もありましたが、こういった考えを持ってる社会人の方も多いと思いますから。
今後、日本でも紙ベースを廃止する新聞社が出る可能性もあるかもしれません。
・米有力紙が「紙」から事実上撤退 ウェブ中心に(asahi.com)